犬との付き合い方は、犬から学ぶ。CuddlyAnimalが子犬の巣立ちまでに大切にしていること
子犬を育てる中で、私たち人間が教えられることはたくさんあります。 人との暮らし方、生活音、触られること、日々の生活のルール。 でもその一方で、犬との付き合い方には、犬同士だからこそ学べることもあるとCuddlyAnimalでは考えています。 母犬に甘え、兄弟と遊び、時には怒られ、自分も嫌だと伝える。 追いかけたり、転がされたり、譲ったり、引いたり。 一見すると、ただ子犬たちがワチャワチャと遊んでいるだけに見えるかもしれません。 でも私たちは、その毎日のやり取りも、子犬たちがこれから犬として暮らしていくための大切な経験のひとつだと考えています。 最初に犬との付き合い方を教えてくれるのは母犬 子犬にとって、最初に深く関わる犬は母犬です。 CuddlyAnimalでは、「生後○週になったから」という時期だけを理由に、一律に母犬と子犬を離すことはしていません。 なぜなら、母犬によって子離れのタイミングが本当に違うからです。 長く子犬を受け入れる母犬もいれば、比較的早い段階から少しずつ距離を取るようになる母犬もいます。 子犬が成長してくると、それまで何でも受け入れていた母犬が、 「今はやめて」 「それ以上は嫌」 と伝えることもあります。 子犬にとっては、甘えさせてもらうことだけが母犬からの学びではありません。 相手にも気持ちがあること。 嫌がっているときには引くこと。 いつでも自分の要求が通るわけではないこと。 そうした犬同士の距離感も、母犬との生活の中で少しずつ経験していきます。 そのため私たちは、月齢だけを見るのではなく、母犬と子犬の両方を観察しながら、その親子に合ったタイミングを判断しています。 兄弟との遊びも、大切な勉強 子犬同士の遊びは、とにかく賑やかです。 追いかける、噛む、転がす、転がされる。 上になったと思ったら、次の瞬間には自分が下になっていることもあります。 そして、やりすぎれば相手に怒られることもあります。 自分が強くやりすぎて相手が嫌がったり、逆に自分が同じことをされて初めて分かったり。 そんなやり取りを繰り返しながら、 力加減、相手の反応を見ること、引くこと、やめること。 犬同士のコミュニケーションを少しずつ経験していきます。 もちろん、子犬同士だから何をしても大丈夫というわけではありません。 一方的になっていないか、どちらかが逃げ続けていないか、危険な状態になっていないか。 私たちは遊ばせながら、そのやり取りを観察しています。 犬種が違っても、一緒に育つ仲間になることがあります CuddlyAnimalでは、同じ時期に月齢の近い子犬たちがいれば、犬種が違っていても様子を見ながら一緒に遊ばせることがあります。 犬種が違えば、体格も違います。 動き方も違えば、遊び方や反応も違います。 自分とよく似た兄弟だけで過ごすのとは、また違った経験になります。 「この子は自分とは違う動きをする」 「この遊び方では相手が乗ってこない」 「この子には少し違う接し方が必要らしい」 もちろん子犬たちが人間のように考えているわけではありませんが、さまざまな相手とのやり取りを通して、相手に合わせたコミュニケーションを経験していきます。 私たちは、犬種が違うから一緒にしない、同じ犬種だから大丈夫、と犬種だけで判断することはしていません。 子犬の先生は、母犬だけではありません 子犬に興味を持つ成犬がいれば、その犬との関わりも大切にしています。 それは必ずしも父犬とは限りません。 オスだから、メスだからということだけでも決めません。 子犬に優しく接する犬もいれば、遊び相手になってくれる犬もいます。 しつこくされれば「もうやめて」と伝える犬もいます。 大切なのは、その成犬が、その子犬にどう接するのか。 子犬に合わせて力加減ができるか。 子犬からの「やめて」という反応を受け取れるか。 そして子犬側も、その成犬に対してどんな反応をしているのか。 そこを見ています。 「大きい犬と子犬を一緒にして大丈夫?」と心配になるかもしれません 体格の大きな成犬と小さな子犬が一緒にいると、心配になる方もいると思います。 もちろん、体格差が大きくなるほど注意は必要です。 身体の大きさそのものがリスクになることもあるため、安全への配慮は欠かせません。 ただ、CuddlyAnimalでは「大きいから危険」「小さいから安心」という基準だけでは判断していません。 私たちが見ているのは、 「この犬と、この子犬ならどうだろう?」 という組み合わせです。 同じ成犬でも、相手になる子犬が変われば関わり方が変わることがあります。 子犬にもそれぞれ性格があります。 積極的な子もいれば、慎重な子もいます。 だから、「この成犬は子犬と遊べる犬」と一括りにするのではなく、一頭一頭の性格と、その組み合わせを見ながら判断しています。 「見守る」ことと「放っておく」ことは違います 犬同士に学んでもらいたいからといって、何でも犬任せにしているわけではありません。 むしろ、よく見ています。 一方的な関係になっていないか。 力加減ができているか。 「やめて」が相手に伝わっているか。 逃げたい子が逃げられる状態になっているか。 危険につながる可能性があれば、人が介入します。 一方で、犬同士でちゃんとやり取りが成立しているのであれば、人間がすぐに止めずに見守ることもあります。 私たちが大切にしているのは、「止めるか、止めないか」ではなく、そのとき犬同士で何が起きているのかを見ることです。 時には、小さな傷ができることもあります 安全に注意して見守っていても、子犬同士が元気いっぱいに遊んでいれば、小さな擦り傷ができたり、毛が擦れて薄くなったりすることがあります。 特にイタリアングレーハウンドは被毛が短く、皮膚もデリケートなため、遊んだ跡が見た目に出やすいことがあります。 もちろん、怪我をさせることが目的ではありません。 傷や毛の状態については、お迎えの際にもきちんとご説明しています。 それでも私たちが大切にしたいのは、ただ**「傷ひとつない、きれいな状態でお渡しすること」だけではありません。** これから長い犬生を送っていく子たちだからこそ、母犬や兄弟、月齢の近い仲間、そして信頼できる成犬との関わりの中で、犬同士の付き合い方を少しでも経験してから新しいご家族のもとへ送り出したいと思っています。 一頭一頭を見ながら、その子に必要な経験を 犬種、大きさ、性別、月齢。 もちろん、どれも大切な情報です。 でも、それだけでは分からないことがあります。 同じ犬種でも性格は違います。 同じ成犬でも、相手によって接し方が変わります。 同じ兄弟でも、必要な経験や関わり方はそれぞれ違います。 だからCuddlyAnimalでは、 「この犬はどういう犬なのか」 そして 「この子と、この子が一緒になったとき、どんな関係になるのか」 を大切にしています。 母犬から。 兄弟から。 同じ時期に育つ仲間から。 そして成犬から。 遊んで、怒られて、怒って、譲って、引いて。 そんな毎日の小さな経験を積み重ねながら、子犬たちは成長していきます。 犬との付き合い方には、人間だけでは教えられないこともある。 だからこそ私たちは、安全を最優先に一頭一頭を観察しながら、犬同士から学べる時間も大切にしています。 そして、その子なりの経験を持って、新しいご家族のもとへ。 これから始まる長い暮らしの中で、CuddlyAnimalで犬たちから学んだことが、その子の小さな土台になってくれたら嬉しいです。
Learning How to Be With Dogs — What We Value Before Our Puppies Leave CuddlyAnimal At CuddlyAnimal, we believe puppies learn important lessons not only from people, but also from other dogs. Their mother is often their first teacher. Rather than separating every litter at exactly the same age, we observe both the mother and her puppies, because every mother begins creating distance from her puppies at a different time. Puppies also learn through play with their siblings. Chasing, wrestling, being corrected, giving space, and learning when to stop are all valuable experiences. When puppies of similar ages are growing up at the same time, they may also interact with puppies of different breeds under careful supervision. Different sizes, movements, play styles, and reactions give them opportunities to experience different kinds of communication. Trusted adult dogs can also become important teachers. We do not decide based only on whether the dog is the father, male or female, large or small. We observe the individual dogs and, most importantly, the relationship between them. Safety always comes first. Allowing dogs to communicate does not mean leaving them unsupervised. We carefully watch their interactions and step in whenever necessary. Sometimes active play can result in a small scratch or an area of rubbed fur, especially in short-coated breeds such as Italian Greyhounds. We always explain a puppy’s condition clearly to their new family. Our goal is not only to send home a puppy who looks perfect. We want each puppy to have opportunities to learn how to interact with other dogs before beginning life with their new family. From mothers, siblings, puppies of similar ages, and trusted adults, every interaction can become part of growing up. We hope those experiences become a small but valuable foundation for the puppy’s life ahead.
Cuddly Animal
住所:茨城県石岡市山崎3745-6
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